ポイントは将来性

将来に繋がる仕事の選び方

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これまでの仕事に何らかの不満や問題点があって転職する際には、会社だけでなく職種の選び方に注意が必要です。
会社に対する不満を解消する方向へ大きく舵を切りすぎると、視野が狭くなっている可能性があります。
一歩引いた立場から冷静な分析を行った上で、実際に新しい職場が本当に必要か考えてみることが大切です。
自己分析をしっかりと行なう前に次の職場を決めても、既に1度会社選びに失敗しているわけですから、再度後悔しかねません。
転職市場で自分自身の市場価値が上がる方向への転身であれば、大いに行なって良いでしょう。
20代のうちは仕事を覚える時期と割り切って、仕事内容で会社選びを行なうことが重要です。
終身雇用制度が崩れている状況下では、自らの市場価値が高ければ職に困ることはありません。
とはいえ、仕事を満足に覚えていない時期に給料ばかりを追い求めると、能力や技量が向上しない会社に縛り付けられてしまいかねない状況に陥るでしょう。
30代では身に付けたことを自在に応用出来るようになることが大切です。
40代以上でようやく自らのライフスタイルに合わせた転職先の選び方が出来るようになると考えれば、失敗を防げます。
20代や30代の段階で、個人の能力を高めて40代以降に備えることが出来れば、フリーランスで生きて行くという新しい選択肢も得られるわけです。
定年退職を迎えるまでの終の会社を見つけることも、フリーランスという新しい生き方に挑戦することも仕事の選び方次第で決まってくるものです。